

グリンカ音楽院で毎年一月上旬に行われる国際ヴァイオリンフェスティバルは、2001年で5年目を迎えました。毎年プログラムが充実していき、伝統的な行事になりつつあります。このフェスティバルのコンサートやマスターコースの中心的人物は、ロシア国家人民芸術家でありケルン国立音楽大学のザハール・ブロン氏なので、「ザハール・ブロンフェスティバル」とも呼ばれています。
”ノボシビルスク・ヴァイオリン奏法”の初期段階では、イオーシフ・アロノービッチ・グートマンという教育者がいました。1941年キエフから避難移住してきたグートマンは、その当時存在していたすべての音楽教育機関(音楽学校No.1、音楽専修学校1945年~、音楽院1956年~)で教育活動に携わりました。グートマン氏は、明らかにノボシビルスクの音楽活動のレベルを引き上げました。氏の指導により「子供の演奏」のレベルがとても良くなりました。グートマン門下のコンサートも定期的に行われるようになり、若い門下生たちは目的を持って積極的に町の芸術活動を変えていきました。グートマン門下生たちはプロの演奏家として巣立っていきました。後に世界的に有名になった門下生には、ロシア国家人民芸術家エドアルド・グラッチ氏とロシア国家人民芸術家のビクトル・ピカイゼン氏(写真右)がいます(注:両人とも現モスクワチャイコフスキー音楽院教授)。
![]() | ![]() |
| 木嶋真理、真優、直子 | フェスティバルのリハーサル ブロン氏の注意に耳を傾ける エリック・シューマン |