| キノコと菌類地球上には約14万種ものキノコと菌類があり、ペニシリン菌(※ペニシリン系抗生物質、細菌を殺菌し感染症を防ぐ。1928年、イギリスの学者フラミングが発見し、1945年ノーベル生理学・医学賞を受賞。)もその一つです。38,000種はキノコで、薬用キノコは200種、そのうち75種が中国で発見されています。しかし本当に優れた効果をもつ薬用キノコは、数種類しかありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||
薬効のあるキノコ
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キノコの薬効・分野
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キノコを由来とする抗がん剤の例 ■AHCC(アクティブヘミセルロースコンパウンド):キノコに由来する機能性物質 ■Lentinan (しいたけのレンチナン):シイタケから抽出された薬で、βーDグルカンを主成分 ■PSK(Yunzhi)(クレスチン):かわらたけの菌糸体より得られた抗腫瘍薬 ■chizophyllan, D-fraction:まいたけ(舞茸)の成分であるβ-グルカン ■Reishi (マンネンタケ)、霊芝エキス(Reishi):サルノコシカケ科に属するマンネンタケBetulin (Siberian Chaga) ■ベツリン |
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| キノコ類には一般に、ビタミンB1、B2、B3などのミネラルと多くのアミノ酸が含まれています。野菜にはないエルゴステロール(ビタミンD2)も含まれています。食物繊維が多く低カロリーです。更に、人間の免疫改善に影響する、βグルカン、タンパク/アミノ酸の複合体、ヘテログルカン、ステロール、トリテルペン、SOD(活性酸素)、サポニン、その他の微量ミネラルが含まれています。 |
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βグルカン
最新の研究により、βグルカンが、主に腫瘍、心臓血管、免疫の不足(ホルモンの失調、ウイルス性、細菌、寄生による疾患)を防ぐことが証明されました。数種のβグルカンがガン治療用に抽出されています。薬用キノコは生物学的な「強壮剤」または天然の栄養成分とみなされています。 キノコの細胞壁には複数のβグルカンが含まれ、それがたんぱく質、アミノ酸、抗酸化などと関係しています。シベリアのチャガには29種のβグルカン成分があります。α-グルカンとβ-グルカンは炭水化物、いわゆる多糖類の複合体です。これらは構造上の相互作用、分子量、細胞の免疫に対する効果などが複雑に関係しているため分離が困難で、近代の医療哲学「一つの病気に一つの化学物質」に合わせることができません。一方、薬効キノコは必ず、特有のβ-1、β-3-D グルカン構造を持っています。キノコの種類によって、分子量、水可溶性、内服後の胃壁からの浸透効果などが違っています。 βグルカンと複合たんぱく質は、ウイルス、バクテリア、がん細胞を直接攻撃しません。そのかわり、T細胞、B細胞、自殺細胞を含むマクロファージなど、免疫系を活性化させる防御システムの「アラームを解除」します。これにより、特定の侵入者と戦う抗体の活動が活性化します。マクロファージは白血球の一種で、バクテリア、イースト細胞、ウイルスなどの病原菌を「平らげ」ます。多糖類はこれを促進します。臨床試験により「ガンの発生を防ぐ」「腫瘍を直接マークする」「化学療法との相乗効果」「腫瘍転移を防ぐ」ことが証明されました。 |
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シベリアのチャガロシアと東欧ではチャガが16世紀から民間療法で利用されてきました。近年の研究により、抗腫瘍、抗ウイルス、抗寄生虫(駆虫薬)効果が証明されています。 過去数十年間にわたり、ロシア、ポーランド、バルト海沿岸諸国では、チャガが手術不能な肺がん、唇ガン、胃がん、皮膚がん、直腸がん、ホジキン病の治療薬として使われてきました。 |
シベリアのチャガの研究分野 |
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チャガの基本データチャガ(学名Inonutus Obliquus、和名カバアナタケ)はサルノコシカケ科のキノコで、北方地域のカバ、ハンノキ、ブナに生え、樹液を養分に、長い年月をかけて形成される非常に希少なキノコです。白樺との関連が強調され、「白樺のキノコ」「白樺のこぶ」とも呼ばれています。「チャガ」はロシア語の呼び名(Чага)です。 形は不規則で、黒または暗褐色、外観は細かく割れた炭のようです。直径は40-50cm、重さは3〜5kgになることもあります。かさぶたは5〜10cmの焦げた樹皮または潰瘍に似ていて、外側は黒、暗褐色あるいは赤茶色、内側は、さびた茶色から明るい黄褐色、かさぶたは固くて脆く、深く割れています。 チャガは地面ではなく木に寄生する真菌類で、主に白樺の瘤や傷の部分に生えます。ほとんどの場合、内部は無菌です。チャガは、ロシアの医療研究委員会と、ロシアの厚生省、日本と韓国の厚生労働省で承認されています。WTOの関税分類で医療用キノコ、に分類されています。 |
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歴史の中のチャガ古代ロシア年代記には、ヴラジミール・モノマプ(キエフ大公1053-1125)が、唇にできた腫瘍をチャガで治した、と記されています。 「収容所群島」などの作品で有名なソルジェニーツィンは、著書「ガン病棟」の中で、チャガの研究者マースレニコフと彼の療法を紹介しています。ソルジェニーツィン自身、ウズベクに流刑中、ガンを患い、チャガによって治癒しました。 研究者マースレニコフは1956年、チャガの薬で特許を取得し、モスクワのガンクリニックで研究と医療活動を続けました。現在も、チャガ浸出液「ビフュンギン」は、ロシアの薬物として公式に認可され、薬局に常備されています。ロシアの農村では民間療法として古くからチャガが使われていましたが、ガン病棟がソ連で発行された後、都市部でも、チャガの人気が高まりました。「ガン病棟」が海外で発表された後、舞台となった病院には、世界中からチャガを求める手紙が殺到したといわれています。 |
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極寒で育つキノコ薬用キノコは気温0〜10℃で育つ種類が最も多く、1万種以上ありますが、効果はほどほどです。 マイナス10℃前後で効果が「良く」なり、マイナス40℃になると「驚異的」な効果を持つようになります。 そのため、効果の面から見ると、マイナス40℃の気温が4〜5ヶ月続くシベリアで育ったチャガが最も理想的です。 |
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ベツリン酸チャガには、他の薬用キノコと違い、ベツリン酸(Betulinic acid)とSOD(anti oxidant)が特別多く含まれています。ベツリン酸は、もともと白樺に含まれていた薬効成分がチャガに移動したものです。ベツリン酸は、黒腫ガン、末期HIV、湿疹、皮膚病などで試験されています。 SOD(抗酸化物質)SODは我々の体で最も重要な抗酸化物質の一つです。SODは体が老化するにしたがって減少します。チャガはビタミンCやEよりもむしろSODを多く含んでいます。オオムギ、プルーン、魚の油などのスーパー食品よりもずっと多いほどです。SODは細胞膜を正常な状態に保ちます。ガン治療の副作用や疲労からくる関節炎に処方されます。SODはまた、スキンクリーム、火傷、けが、炎症にも使われています。 |
SOD含有量
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HI ORAC抗酸化指数(Oxygen Radical Absorbance Capacity ) 一日の所要摂取量は、3000〜5000、または複数の野菜や果物の摂取。
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トリテルペンと植物ステロールすべて“スーパー”薬用キノコには、膨大な量のトリテルペンとステロールが含まれています。例えばレイシには、100種類のGanoderenic酸-A、エルゴステロール(ergosterols)、エルゴステロールペロヒデス(ergosterol peroxides)が含まれています。チャガには更に多くのベツリン酸(Betulinic)とラノステロールと結合したトリテルペンが含まれています。 健康のためのサポニンサポニンは以前は繊維と考えられていましたが、現在は、トリテルペン型のグルコシド(配糖体)であることがわかっています。ホウレンソウ、トマト、アルファルファなどの野菜やオート麦で発見され、シベリアのチャガでも見つかりました。研究により、ガンを防ぎ、コレステロールを下げる、天然の抗生物質であることがわかりました。 |
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チャガの最新研究
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韓国、日本、ポーランド、ロシアでの最新研究
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お茶のように飲むチャガの他の菌類には見られない利点は、ベツリン酸をもっていることです。ベツリン酸は、全く副作用や毒性が無く、強い抗腫瘍活動を示します。 チャガは、ハーブティーのようにして毎日大量に(例えば1リットル)飲むことができます。初めてチャガを飲用した後、6から18時間以内に下痢の症状を示すことがあります。これは体内が無毒になったことを示し、下痢は翌日には解消します。過度のアルコールや貝を摂取した後でも、下痢による浄化が行われることがあります。 チャガは、他の薬や化学療法、放射線治療と併行して服用できます。 |
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臨床例
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